お知らせ

9.112020

メール誤送信対策ソリューション「safeAttach」との連携によるソリューション提供を開始

クロス・ヘッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根 尚、以下 クロス・ヘッド)は、株式会社DataClasys(本社:東京都千代田区、代表取締役:曽我 祐二郎、以下DataClasys)のファイル暗号化ソリューションである「DataClasys(データクレシス)」と、株式会社オレンジソフト(本社:東京都品川区、代表者:日比野 洋克、以下オレンジソフト)のメール誤送信対策ソリューションである「safeAttach(セーフアタッチ)」との連携ソリューションの提供を開始します。2製品を連携させる事により、テレワーク環境でのファイル共有における情報漏洩対策と利便性確保のいずれも実現します。

 

背景

昨今、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として在宅勤務等のテレワーク導入が進んでいます。しかしながら、緊急事態宣言発令に伴う外出自粛要請を契機に急遽テレワークを導入・実施した企業では、十分な準備期間を確保できず、セキュリティ対策が不十分になっている可能性があります。警察庁の2020年3月5日発表によると、警察庁で検知したサイバー攻撃関連の疑いがある不審アクセス件数は1日・1IPアドレス当たり4192件と、昨年比約1.5倍に急増しています。この状況からテレワーク環境においてもセキュリティ対策は必須であり、中でもサイバー攻撃からデータそのものを守る「ファイル暗号化」は有効なセキュリティ対策となります。しかしながら、セキュリティ対策は強固にするほど利便性が失われがちです。ファイル暗号化も自社内に限定して運用する場合は支障ありませんが、ひとたび添付ファイル付きメールを外部送信しようとすると、ファイルは外部に出ても暗号化されているため、そのままでは受信側でファイルを参照できず、利便性が低下します。対策としてメール添付時にファイル暗号化を解除(復号)してしまうと、今度はセキュリティ対策レベルが大幅に低下します。この状況に対しこのたびクロス・ヘッドでは、ファイル暗号化機能を有するDataClasysと、メール誤送信防止機能を持つsafeAttachを連携させることにより、セキュリティ対策レベルを低下させることなく暗号化された添付ファイル付きのメールを安全に送信し、かつメール受信側の利便性も確保する新たな連携ソリューションの提供を開始します。これにより、テレワーク環境におけるファイル利用の情報漏洩対策と利便性の両立を実現します。

※ 出典: 広報資料 令和2年3月5日 警察庁 「令和元年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R01_cyber_jousei.pdf)
 
 
 

サービス概要

DataClasysは独自の暗号化・DRM技術を元に開発された国産の機密情報保護・情報漏洩対策製品で、情報の重要性に基づいた「機密区分」を設定の上、あらゆるファイルを「ファイル単位」で暗号化します。このとき、ファイルは暗号化された状態のまま様々なアプリケーションで利用可能です。また、DataClasysのオプション製品であるMailProxyは、DataClasysによりメール添付を許可されたユーザーが添付ファイル付きメールを送信する際に、暗号化された添付ファイルを自動復号します。これにより、DataClasysで暗号化されたファイルが復号されているため、メールを受け取る側も参照が可能となります。一方、safeAttachはメールの添付ファイルを自動でパスワード付き圧縮ファイル(zip形式)に暗号化する国産の製品です。safeAttachはファイル圧縮および暗号化と、パスワードの生成・通知機能を有します。この2製品を連携させることで、日頃はDataClasysを利用しファイル単位の暗号化による強固なセキュリティ対策を施しながら、添付ファイル付きメールの送信の際には、MailProxyで添付ファイルを自動復号し、safeAttachで再びパスワード付き圧縮ファイルに暗号化してメール送信の上、添付ファイル参照用のパスワードも生成およびメール送信することができます。DataClasysを利用する送信側からは暗号化を意識せずに添付ファイル付きメールを送信し、受信側では添付ファイル付きメールと、添付ファイル参照用のパスワードが記されたメールを受け取ります。この間、利用者はファイルの暗号化・復号を意識する必要はなく、強固な暗号化ファイル運用と、外部に対する安全な添付ファイル付きメールの送信が行えます。なお、DataClasysおよび、そのオプション製品のMailProxyはオンプレミス製品としてご提供します。連携するsafeAttachはクラウド版、アプライアンス版、仮想アプライアンス版からお選びいただけます。

※ 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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